企業や個人に関わらずユーザーにとってメリットの多いアプリ開発を行うために一番大切なのはアイデアをいかに出すかということです。そのためには、既存のアプリからの情報収集やブレインストーミングを通した、できるだけ多くのアイデアを書き出すことが必要となります。

アイデア出しの注意点として、他のアプリから情報を集める際には、アプリの模倣を目指すのではなく、特徴のある機能や人気の理由の分析を行い、アイデアを出すことを目指しましょう。ブレインストーミングでは、ディスカッションを行う前に「他のアイデアを否定しない」、「質より量」の二つをメンバー間で共有することが大切です。初期段階において、アプリ開発における動機や目的を整理することで、必然的に必要なアプリ開発の内容が定まってくる場合もあります。

他のアプリ開発サービスから情報を得るのも良いでしょう。例えば、各店舗とお客様を繋ぐ店舗アプリのアプリメンバーズでは手軽にオリジナルアプリを作成する事が出来ます。「手軽に作れるオリジナルアプリとはどのようなものか?」・「デザイン性や自由度は?」など1つのサービスを研究することで新たなアイデアが生まれることもあるでしょう。

また、アプリ開発を行うにあたり知っておきたいのがアプリ開発の流れです。ここではiPhoneのアプリに着目し、iPhoneアプリ開発におけるアウトラインについて説明します。

スマホアプリはAndroidアプリとiPhoneアプリの二つに大きく分類されますが、iPhoneアプリの特徴としてはユーザー層が10代から20代に多いという点です。開発において第一段階として取り組む企画立案の段階でターゲット層を上記に設定している場合はiPhoneアプリの開発に取り組むことが良いでしょう。

また、企画立案の段階では、アプリ開発における実現性や費用対効果についても決めておく必要があります。開発内容が決まったら、次に必要な機能や画面構成などアプリの設計作業に入ります。この際に、設計書を制作しておくことがリスク軽減におすすめです。次に、設計書をもとにXCodeという開発環境を使い実際にアプリを制作していきます。

最後にテストを行い、合格を受けた場合リリースができるという流れになります。